コラム第2回 第9期働きがいを育む講師養成講座

第2回
管理職研修をベースにプレゼンテーション力を強化(1)
■働きがいを育む管理職に必要な力を理解する
■声の使い方と体の使い方
■参加者を惹きつけるABC
2025年3月12日に働きがいを育む講師養成講座の第2講を開催いたしました。
最初に、この講座の学びが加速する5つのスタンスについてお伝えをさせていただきましたので、共有させていただきます。
①原因側に自分を置く
②外的基準で学ぶ
③目の前のことに集中する
④出来るまでやる
⑤つながる
といったものになります。

このスタンスは、全10回の講座のみならず、人生という学びの場でも有効に使えるものになります。
第2講のテーマは、「プレゼンテーション」です。働きがいを育む講師のプレゼンテーションは、しっかり相手の“心”に届くものでなければなりません。
そのためのポイントとして本日お伝えしたのは、以下の2点となります。
ポイント①:冒頭の講師の自己紹介で、受講生の心の中に次のような思いを育む
「この講師の話は聞きたいな!」
「今日の講座は、勉強になりそうだぞ!」
ポイント②:受講生の心の中に、「そうそう!おっしゃる通り!」といった思いを育む、心理学的に、“Yes,set”と言われるものになります。
ここには、人の価値基準や思考特性といった、心理学的な深い内容をお伝えいたしました。
この2つのポイントを、親会社である株式会社FeelWorksの管理職向け研修「上司力研修」の中で無意識に行えるようになることが、最初のステップとなります。
その考え方や使い方に難しさを覚える皆さんでしたが、楽しみながら学びを進めていただくことができました。
これからの皆様の成長が楽しみです。
講師
株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント
株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長
田岡 英明

国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。2024年9月には心理系大学を卒業し、心理学学士としての活動の幅も広げている。2025年1月、株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長就任。「愛と絆に溢れた企業社会づくり」を志しに掲げ、全国各地で登壇を重ねている。
本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。