コラム第5回 第8期働きがいを育む講師養成講座

第5回
ファシリテーション力強化(2)
■ファシリテーターに求められる6つの講師力
■内的プロセスへの関わり方
■管理職向け研修のファシリ体験②
2024年6月12日に働きがいを育む講師養成講座第5講を開催いたしました。
今回のテーマは「ファシリテーション」です。
組織に働きがいを育むためには、上司のマネジメントスタイルを今の時代にあったものにバージョンアップさせていく必要があります。そんなバージョンアップを可能にするための研修方法を学んでいただいておりますが、その肝は受講生である管理職の皆さんの気づきにあります。
「今までのマネジメントでは、ダメなのかもしれない・・・」
「今の時代にあったマネジメントにバージョンアップをしなければ!」
といった思いを受講生の心の中に生み出していかなければならないのです。
働きがいを育む講師には、そんな気づきを生み出す力が求められます。その力の一つは、ファシリテーション力になります。前回に引き続き、更に深いファシリテーションの力を今回も学んでいただきました。

「解を教えるのではなく気づきを促すこと」を中心とした上司力研修ファシリテーターの6つの心構えをお伝えした後、ファシリテーターに求められる6つの講師力をお伝えさせていただきました。その6つとは以下になります。
①伝達力
②関係構築力
③問いかけ力
④引き出し力
⑤コメント力
⑥まとめ力


受講生の皆様からは、一つひとつの内容に難しさを感じながらも、大切な力として講義に取り組んでいただけました。特に6つの力を総合的に伝っていかなければならない点に、難しさとファシリテーションの醍醐味を感じていただけたようです。
働きがいを育む講師の学びの前半戦が終了いたしました。
7月からの後半戦は、更に学びが加速してまいります。
講師
株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント・講師
株式会社働きがい創造研究所 取締役社長
田岡 英明

国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。
本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。