コラム第1回 第8期働きがいを育む講師養成講座

第1回
働きがいを育む研修講師としてのキャリア軸を定める
■働きがいを育む研修講師の必要性
■働きがいを育むポイントについて
■経験を棚卸し、自己理解を深め、あり方を定める
2024年2月14日より、働きがいを育む講師養成講座第8期がスタートいたしました。
今回も、「人と組織に働きがいを育みたい!」といった強い思いを持った方に、ご参加いただいております。
それぞれのバックグラウンドは様々で、企業で人事や研修を担当される方や、すでに研修講師として活躍されている方、セカンドキャリアを考えてのご参加の方等です。
参加者それぞれの自己紹介の後、人と組織に働きがいを育むための3つの施策を目線合わせいたしました。
3つの施策とは
①働く個人に働きがいを育むための施策
②働く個人に働きがいを育む上司に求められる施策
③組織に働きがいを育むための施策

このコラムを読まれている皆さんも組織施策として上記のような3点から、立体的な取り組みを考えていただければと思います。
その後働く個人に働きがいを育むための施策を体感するために、参加者それぞれの働きがいを育むための講義とワークを実施いたしました。働きがいを育むためのキーワードの一つは、“自己重要感”と言うものになります。

その自己重要感を上げるためには自分軸のアライメントを含めた7つのポイントがあります。
①システム思考:現在の仕事がもたらす“社会への好影響”を感じられること
②使命感:現在の仕事に、明確な意義や目的を感じられること
③価値観:自身の大切にしていることを、仕事で感じられること
④有能感:目の前の仕事をやり切れると自身で思えること
⑤習慣化:チャレンジブルな目標に向かって、具体的な行動ができていること
⑥学習モデル:職場環境における行動の結果を振り返り、成長に繋げることができていること
⑦コミュニケーション:良好な人間関係を築き、気づきやフィードバックが得られていること

第1回の講座の中では、上記の7つのポイントをベースに自分軸をアライメントいただき、自身の働きがいの源泉を再確認していただきました。皆さんの働きがいの源泉がこの講座を通して世の中に広まっていくことが楽しみです。
講師
株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント・講師
株式会社働きがい創造研究所 取締役社長
田岡 英明

国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。
本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。