コラム第7回 第9期働きがいを育む講師養成講座

第7回 働きがいを育む組織開発の手法(1)

 

組織開発の3つのサイクルとは?

■技術的問題と適応課題を分ける

■ポジティブアプローチ手法について

2025年9月10日に働きがいを育む講師養成講座第7講を開催いたしました。

 

前回からスタートしている組織開発の全体像を受け、第7講では、働きがい創造研究所が実際に展開する組織開発の進め方について学んでいただきました。

 

働きがい創造研究所で展開する組織開発は、ポジティブアプローチの代表格である“AI”といった手法になります。

 

“AI”とは、Appreciative Inquiryの頭文字をとったもので、個人や組織に既にある真の価値があるものを探究して発見し、それを伸ばしていくプロセスとされます。

 

Appreciative (アプリシエイティブ)

appreciateの形容詞

感謝する 真価を認める

認識する 価値が上がる

 

Inquiry (インクワイアリー)

探求する

問いかける

 

AIの進め方の中身は、以下の4Dプロセスからなります。

Discovery(発見) 

強みや潜在力という真価の発見

Dream(夢)

強みを最大化した未来の共創

Design(設計)

ありたい未来の状態の明確化

Destiny(実行)

具体的な計画・実行と定着化

 

今回の第7講では、働きがい創造研究所のDiscovery(発見)の進め方に関して、ケースをもとに体感いただきました。

 

組織開発を学べる場が少ないだけに、貴重な学びの場になったようです。

 

 

次回と次々回で残り3つのDを展開してまいります。

 

組織開発にご興味のある皆様、働きがいを育む講師養成講座10期生の募集説明会が開始されますので、是非ご参加ください。

講師

株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント

株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長

   田岡 英明

 


国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。2024年9月には心理系大学を卒業し、心理学学士としての活動の幅も広げている。2025年1月、株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長就任。「愛と絆に溢れた企業社会づくり」を志しに掲げ、全国各地で登壇を重ねている。

 

本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。