コラム第3回 第9期働きがいを育む講師養成講座

第3回 

管理職研修をベースにプレゼンテーション力を強化(2)

 

メタファーのつくり方

話の構成とピークエンド効果

管理職向け研修をプレゼンテーションする

2025年4月9日に働きがいを育む講師養成講座の第3講を開催いたしました。

 

皆さんの学びは、より実践的になってきております。

 

今回のテーマは、

「受講生の理解が進み、講座への興味が高まるプレゼンテーション」でした。

 

受講生に、

「この講師の話は、わかりやすいな!」

「この講座の内容は、面白い!」

「もっとこの講座を、しっかり学んでいきたい!」

と言った思いを持っていただけたらいかがでしょうか。

 

そんな思いを持っていただく方法を、お伝えいたしました。

 

論理的に伝えることでわかりやすい講義となっていきますが、よりわかりやすい講師の講義には、メタファーが散りばめられています。

 

メタファーとは比喩とか暗喩と言われるもので、伝えたいことを別の事象や物語を通して伝えていくものになります。

 

例えば、「人材育成は時間がかかるものである」といったことを伝えたい時に、「人材育成とは漢方薬のようなものである。じわりじわりと効いてくるのです」と伝えられたなら、納得感が高まるのではないでしょうか。

そんなメタファーの作り方や使い方をお伝えさせていただきました。

 

 

 

また、講座への興味を高めるためには、次の講義への期待感を醸成していくことが大切です。その基本テクニックは、「ツァイガルニク効果」という心理学的手法を応用していくものになります。多少難易度の高い手法ですが、皆様興味深く学んでいただくことができました。

 

受講生の皆さんの学びは、回を重ねるごとに実践的になっていきます。受講生の皆様が、この学びを通して、世の中に“働きがい”を育めるように支援してまいります。

講師

株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント

株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長

   田岡 英明

 


国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。2024年9月には心理系大学を卒業し、心理学学士としての活動の幅も広げている。2025年1月、株式会社働きがい創造研究所 代表取締役社長就任。「愛と絆に溢れた企業社会づくり」を志しに掲げ、全国各地で登壇を重ねている。

 

本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。