2019年4月23日
「任せて、応援し、振り返らせる」支援で、自ら成長する力を育てよう/ 新任管理職のための部下を育てチームを活かす現場の上司力
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〔1〕前川孝雄の「人が育つ現場論」
新入社員のリテンションマネジメントを考える
「任せて、応援し、振り返らせる」支援で、自ら成長する力を育てよう
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新入社員に対するリテンションマネジメント(離職防止と定着化施策)
の手法を考えていきます。
新入社員にとって「自ら成長できる職場・仕事」とはどのようなものか、
そのポイントから押さえていくことにしましょう。
●異質なものとの出会いを通じて人は育つ〜「絆と希望」論〜
人が職場・仕事を通して成長するのは、どのような時や場面からなのでしょうか。
私は、職場・仕事で出会う「多様な人と出来事」のなかで異質なものとぶつかり、
格闘し学ぶプロセスそのものからだと考えています。
私はこれを「絆と希望」論と名付け、成長を目指す人自身による実践を奨励しています。
即ち、人は新しい職場や仕事のもとで新たな人・仕事と出会いますが、
それは自分のこれまでの価値観や体験とは異質なものです。
これらに関心を持ち積極的に受け入れ、そこから学ぼうとすることで、
相手との「絆」が生まれます。その踏み出す行動によって、
未知の情報や価値観や体験に触れることができ、自分の経験と視野が広がり、
新たな「希望」を見出すことができます。そしてその「希望」に向かって
次なるチャレンジや学びへとさらに一歩を踏み出すと、
また新たな人や仕事との出会い、「絆」が生まれていきます。
このように、「絆と希望」を次々と紡いでいくことによって、
人は何時いくつになっても限りなく学び成長していくことができるのです。
●仕事の喜びや醍醐味を感じられる支援を目指す
そこで、新入社員自らが「職場・仕事での異質との出会いと、
そこでの格闘と学びが、自分の成長の糧になる」と
マインドセットできることが望ましい状態です。
異質との出会いをネガティブに捉えてしまうと、
「違和感」「無駄」「ストレス」でしかありませんが、
ポジティブに捉えられれば「自分が考え、挑戦し、
成長できる題材・機会が得られた」と感じられるはずです。
けれども、このマインドセットは「外から押し付ける」ことではできません。
新入社員自身が自らそう感じ、考えられるような経験を経ることによって
身に着くものです。新入社員は、就職活動などで得られた
一面的な情報から会社や仕事を想像し、期待し、
これに対してリアリティショックを受けますが、
実際の働く喜びや醍醐味を体感しているわけではありません。
そこで新入社員に「働きがい」と「成長感」をいかに実感させられるかが、
組織側・上司側の腕の見せ所です。
以下、新入社員のやる気と成長意欲を引き出す支援方法を見ていきましょう。
→続きは『人材育成ジャーナル』へ
https://jinzai-journal.net/2019/04/22/young/maekawa-6/
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〔2〕FeelWorksセミナー情報
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■公開セミナー
・【みずほセミナー】
2019/5/8(水)10:00~17:00
5/30(木)10:00~17:00
新任管理職のための 部下を育てチームを活かす現場の上司力
講師:前川孝雄
場所:みずほ総研セミナールーム
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2019/6/11(火)10:00~ 17:00
生産性の高い会議の進め方
講師:田岡英明
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・【りそなビジネスセミナー】
2019/6/19(水)10:00~17:00
部下を育て活かす『現場の上司力』
講師:前川孝雄
場所:りそな総合研究所東京本社セミナールーム
詳細・お申込みはこちら→http://bit.ly/2Dlfol9
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【FeelWorks入社2年目 アシスタント・安部薫(25)の編集後記】
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