コラム第3回 第8期働きがいを育む講師養成講座

第3回 

プレゼンテーション力強化(2) 

 

■メタファーの作り方

■話の構成とピークエンド効果

■管理職向け研修をプレゼンする

 

2024年4月10日に、働きがいを育む講師養成講座第3講を開催いたしました。

皆さんの学びは、より実践的になってきております。

 

第3講のテーマは、「伝わる伝え方をベースに、講義への集中度を高める!」でした。

 

受講生に、

「この講師の話は、わかりやすいな!」

「この講座の内容は、面白い!」

「もっとこの講座を、しっかり学んでいきたい!」

と言った思いを持っていただけたらいかがでしょうか。

 

そんな思いを持っていただく方法を、お伝えいたしました。

そのポイントは、伝えるではない“伝わる力”を向上させることにあります。

 

 

伝わる講師に必要なのは、共感を呼ぶ情熱を持ちながらの論理的な話法とメタファ(比喩)を使いこなせることが、まずは第一関門です。

 

論理的な話法については、世間的に知られているフレームも多いので、皆さん上手に使うことができていましたが、メタファを使いこなすことには、かなり苦戦をされておりました。

 

講座の中では、メタファの基本的な構造と作り方についてお伝えをさせていただきました。

ベースの伝わる力の次にお伝えしたのは、受講生の講座への集中度を上げて、伝わり方を更に向上させるやり方です。受講生の講座への集中度が上がれば上がるほど、講師が伝えることが伝わっていきます。

 

その基本テクニックは、「ツァイガルニク効果」という心理学的手法を応用していくものになります。多少難易度の高い手法ですが、皆様興味深く学んでいただくことができました。

 

受講生の皆さんの学びは、回を重ねるごとに実践的になっていきます。受講生の皆様が、この学びを通して、世の中に“働きがい”を育めるように支援してまいります。

講師

株式会社FeelWorks エグゼクティブコンサルタント・講師

株式会社働きがい創造研究所 取締役社長

   田岡 英明

 


国内製薬大手の山之内製薬株式会社(現在のアステラス製薬株式会社)に入社。全社最年少のリーダーとして年上から女性まで多様な部下のマネジメントに携わる。傾聴面談を主体としたマネジメント手法により、コミュニケーション溢れる職場風土を形成し、組織成果拡大を達成。また、仕事のやり方・意義の理解に苦しむ若者に対し「喜びの仕事学」を「ひよこ倶楽部」と銘うって展開。2014年株式会社FeelWorksにジョインし、希望と絆に溢れる企業社会づくりのために活動するとともに、2017年1月に働きがいあふれる組織開発を目的とした株式会社働きがい創造研究所をFeelWorksのグループ企業として立ち上げ、取締役社長に就任。

 

本セミナーは(株)FeelWorksのグループ企業である(株)働きがい創造研究所の運営によりご提供いたします。