2019年1月31日

 

人材育成のIT化を考える~集合型研修とe-learningの活用法~/ 結果にこだわる一流営業マンのための、顧客心理学セミナー!

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〔1〕FeelWorksが誇るプロ講師 川上直哉から学ぶ

人材育成のIT化を考える~集合型研修とe-learningの活用法~

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■シニアコンサルタント・パートナー講師 川上直哉プロフィール

GCDF-Japanキャリアカウンセラー

男女脳差理解DC講座インストラクター

●1997年に株式会社リクルートに入社、企業の採用・育成を支援し、

マネージャーとしても多様な組織を担当。

その後、事業部の教育担当となり、制度構築とともに講師を務める。

●2013年3月にリクルートを退社以後、

コンサルタント・プランナーとして活躍し、2018年に㈱Progressを設立。

教育研修にとどまらず、新卒採用支援、社内コミュニケーション施策の改善・新設を行う

組織活性化支援など、多様な案件を手掛けている。

●得意分野:新人・若手向け「働く人のルール講座」 管理職向け上司力研修

 

近年、日本企業では業務管理システムの活用や社内SNSの導入など様々な場面で

IT化が進み効率化が図られています。

さらに、「働き方改革」による労働時間削減・生産性向上の流れから、

企業内で実施している研修のe-learning化も進んでいます。

集合型研修のe-learning化に関するコンサルティングを行っている川上が、

e-learning化が進む背景や、導入のポイントをお伝えします。

 

①「働き方改革」による研修のコスト見直しと、多くの人へ学習機会の提供へ

もともと集合型研修をやっていた企業から、

e-learning化できないか相談を受けることが増えています。

企業側がe-learning導入を進める背景は大きく2つあると思います。

1つ目は「働き方改革」の影響から、研修コストを見直し始めているからです。

1日の研修でも、集合型で行えば、会場費、交通費などの費用、

さらには受講者の移動時間など様々なコストがかかります。

そのため、「本当に全員が集まる必要があるのか?」

「より効果的な研修のやり方があるのでは?」と、費用対効果を考え、

集まる必然性がなければ、e-learningへ切り替える企業が増えています。

2つ目は、より多くの人に均一な学習機会を提供出来ることです。

集合型研修では、会場のキャパシティや講師の対応できる範囲など、

一度の研修で受講できる人数に制約が出来ます。

そのため、手上げ制で抽選で受講できる講座のように受講者を

限定して開催している企業も多くあります。

これに対して、e-learningでは、一度により多くの方に学習機会が与えられます。

また、サービス業界など各店舗で研修を実施しているような企業では、

店舗間での研修のクオリティのバラつきを均一化するために、

e-learning化を実施しています。マニュアルはあるものの、

研修の運用は各店舗に任せており、

クオリティにバラつきが出るなどの問題があったからです。

 

②受講者がいつでもどこでも学習可能に

最近のe-learningは、その場に居るような臨場感で見ることが出来る、

数分単位で1つの章が構成されていて隙間時間での学習がしやすい、

テストや演習などで習得度合いが確認できるなど、

受講者側にとってのメリットも多くあります。

e-learningが最初に流行した15年ほど前と比較すると、

自宅やカフェで当たり前にWi-Fiが飛んでいるなど、

ネット環境のインフラが整備されたことも大きいでしょう。

SNSやYouTubeが浸透し、スマートフォンで映像を見ることや、

動画で学ぶことが一般的になりました。e-learningで学ぶことは、

今のビジネスパーソンの感覚やライフスタイルに馴染むのかもしれません。

 

③集合型で残る研修、e-learning化が進む研修とは

e-learningには様々なメリットがあるものの、

全ての研修を置き換えるのは難しいと考えています。

e-learning化に適しているのは知識習得を目的としたものです。

例えば、管理職研修で学ぶことの多い、労働時間マネジメント、

リスクマネジメント、セクハラ・パワハラなどの予備知識は、

集合型研修でなく、e-learningの方が効率的に学べることもあるでしょう。

一方、講師や受講者同士の相互作用が学びに繋がる場合や内省を促す場合は、

集合型研修で実施する意味があります。例えば、受講者のキャリアデザインや、

働く上でのスタンスを考え、見直すような機会を作る研修です。

その場の講師のファシリテートや質疑応答により受講者自身が気付きを得て、

受講者同士の共有や意見交換から刺激を得ることが出来ます。

今後は、予備知識を事前にe-learningでインプットした上で、

半日の集合型研修を行う反転学習など、e-learningと研修、

双方を組み合わせながらより効果的な人材育成の方法が一層広まると感じます。

 

川上直哉の登壇実績・詳細プロフィールはこちら→https://bit.ly/2LKlLjL

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〔2〕FeelWorksセミナー情報

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■公開イベント

・【営業の鉄人】2019/2/19(火)19:00~21:00

結果にこだわる一流営業マンのための、顧客心理学セミナー!

講師:前川孝雄 田岡英明

場所:旭化成ホームズセミナーホール 

詳細・お申し込みはこちら→http://bit.ly/2Hia1rn

 

■公開セミナー

・【SMBCセミナー】2019/2/22(金)10:00~17:00

人と組織を活かす現場の上司力

~管理職としての「あり方」を明確にし、具体的な「やり方」を習得する~

講師:前川孝雄

場所:三井住友銀行呉服橋ビル

詳細・お申込みはこちら→http://bit.ly/2PtmL1K

 

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【FeelWorks入社2年目 アシスタント・安部薫(25)の編集後記】

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この度は弊社メルマガをお読みいただきまして誠にありがとうございました。

最近は、SNSやアプリ等の動画による、数分~数秒の短いコンテンツに慣れてしまい、

長時間集中して情報を得ることが難しくなっているように感じます。

数分単位で章が構成され、合間時間に進めることの出来るe-learningの学習方法は、

今の時代の流れに合っているのかもしれません。