50代からの働き方講演

50代前後の会社員にとって、長時間労働や転勤などもいとわず働いてきたハードな会社員生活も第4コーナー。平成の30年間、低迷し続けてきた経済環境の下、期待していた出世や給与も得られていないと感じる人は少なくありません。役職定年や定年退職が見えてきたと思いきや、「人生100年時代」「定年延長」などの風潮が高まり、ゴールが先延ばしになったとモチベーションが下がる人も増えています。

 

確かに、得られなかったものや失ったものは多々ありますが、実は長年組織で働いてきたからこそ得られたものもあります。人生100年ということは、やりたいことを見つけ挑戦する時間が生まれたとも考えられます。艱難辛苦を我慢してきた人生前半戦の20~30年から解放され、働きがいを育み、これからの充実した20~30年の人生後半戦を作っていくために何が必要なのか。会社員のうちにやっておくべきことは何か。50代からの働き方について、その心構えと準備のポイントをお話します。

講演テーマ(1)50代からの働き方・働きがい

<プログラム例/2時間程度>

❶ 40~50代世代が働いてきた平成の30年

終身雇用・年功序列は今は昔

ワークライフマネジメントの時代へ …etc.

 

➋ 会社員人生で得たものは何?

暗いニュースに惑わされるな

得られなかったものと得たもの …etc.

 

➌ そもそも、なぜ働いているのか? 

厚生労働省「高齢社会に関する意識調査」

高齢者の就業希望理由(年齢別) …etc.

 

➍ プライドの物差しを給料・職位から働きがいに変えよう

自分のこだわりは何か、そのこだわりはなぜ必要か

自分で自分を追い詰めるのはやめる …etc.

 

➎ しがらみから自分を解放! 50歳からの20年の働き方

自分の強みは何か、求められる場はどこか

キャリアのロードマップを描く

他流試合にチャレンジ、副業、家族と共に楽しむ …etc.

 

❻ 会社員生活でやれることはまだまだある

いきなり転職・独立することのリスク

会社員のうちに経験しておくべきこと

結果、組織への貢献につながる …etc.

講演テーマ(2)50代から働き方を変える7つの質問

<プログラム例/2時間程度>

[Q1] 自分の人生があと1年だとしたら、何をやりたいですか?

資格・ビジネススクール留学、一匹狼、挫折、左遷、閑職

次の目標を見失い、苦しかったミドルの頃 …etc.

 

[Q2] なぜ、そのやりたいことに挑戦しないのですか?

先輩起業家から言われた一言

連れられて行った旅先での決断 …etc.

 

[Q3]  やりたいことができない本当の理由は何ですか? 

家族に打ち明けるまでの葛藤

無収入になったらどれたけ生き延びられるか …etc.

 

[Q4] 名刺がなくても付き合える社外の知人は何人いますか?

社外の仲間たちからの壮行に感謝

退職・起業のご挨拶状700通に反応ゼロ!? …etc.

 

[Q5] 会社の外でも通用する、自分の強みは何ですか?

棚ぼた・おこぼれだけではお役に立ち続けられない

自分が何屋かはお客さまが決めてくださる

自分のポジショニングを分析       …etc.

 

[Q6] その強みを磨き、不動にするためには何が必要ですか?

お声掛けいただいた仕事は絶対に断らない

電車賃を削って、本とセミナー投資。走りながら学び続ける

経験がなくても受けてからなんとかする   …etc.

 

[Q7] 会社員のうちに何から始めますか?

いきなり未経験・異業界に転職・独立するリスク

会社は学び直しの宝庫、自分で汗かく仕事に挑戦 …etc.

50代からの働き方講演 メイン講師

前川 孝雄 

株式会社FeelWorks 代表取締役

株式会社働きがい創造研究所 代表取締役会長

青山学院大学 兼任講師

企業研究会 協力委員

ウーマンエンパワー賛同企業審査員


㈱リクルートにて、『リクナビ』『ケイコとマナブ』『就職ジャーナル』の編集長を歴任した後、2008年に起業。「人を大切に育て活かす社会づくりへの貢献」を志に掲げ、独自開発した「上司力®研修」「人を活かす経営者ゼミ」「育成風土を創る社内報」など時代性を踏まえたサービスを提供し、400社以上で「人が育つ現場づくり」を支援している。2011年から青山学院大学兼任講師として教鞭を執り、2017年には㈱働きがい創造研究所を設立。講演の回数は年100回を超え、ベストセラーを含む著書は約30冊を数える。